活版印刷
2010年 12月 17日
深く紅葉色した山々を幾つも抜けて向かいました。
壁一面に並んだ美しい活字。
ひらがなカタカナ漢字がずらり。
「たくさんある中から文字を拾って組むんだよ。」と写植技師をしていた祖父から
聞いたことがあったけれど、こういうことだったのかと今更ながらに知りました。
近づいて見ると小さな文字が入っています。
一つも欠けずに一式揃いのまま新たな場所へ行きますように。
手動の活版印刷機から聞こえるガシャン、ガシャンという音がまた聴けますように。
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